カエルの解剖(ウシガエル)  1999.5.10(月)
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その日、生物実験室の机の上に一つのダンボール箱が置かれていた。

白衣を身にまとった僕は、授業前にその箱に
書かれているラベルに目をやった。

「なまもの カエル」

そう、この日の実験はウシガエルの解剖なので
した。
授業開始後、実験の説明が終わると、みんな
箱に手をつっこんでカエルを1匹ずつ取り出して
いきます。

最初の人が箱から取り出したカエルは、
で、でかい!
足を伸ばせば体長25センチはあるなあ。
とってもグロテスク。食用ガエルだ。

まずはカエルを水で洗う。
この時は気持ちよさそうにおとなしくしてる。

でも、次はいきなり頭を切断。
しかも、麻酔かけずに頭を思いっきり切断する
のだ。

ゴリゴリいっててスプラッターです。
暴れるカエルは力が強い。カエルの足の筋肉ってすごいからね。

切断した頭はお皿のすみにちょこんとよけて
おきます。
カエルの生け作りですね。

血だらけで気持ちワルいけど、実験中はどこを
どうすんねん?
とか一生懸命考えているのであまり気持ちワルがっている暇はありません。

ひきつった表情の女の子の学生も多いが、悲鳴をあげることもなく
実験は進んだ。その辺は進んで受講しただけのことはある。

カエルの皮を剥がなくてはならないので、一気に
剥いだ。
剥いでしまうと鶏肉みたいにきれいな色。
食えそう。あ、食用だった。

手に付いたカエルの血が乾いてきた。
カサカサしてくる。
んで神経に電気通して反応みて記録する。

実験終了。すごい汗かいた。
白衣にはカエルの体液が・・・シミがとれねー。

教官から指示が出た。

「実験に使ったカエルは、この部屋に残さずに自分で持って帰ってください。」

こんなもん持って帰ってどないすんねん!
バラバラなんですけど。

  

  

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