配達のお仕事 1997.12.13(土)

 

今日はアルバイトでいきなり本の配達を頼まれた。
配達なんてしたことないぞ。

すぐ近くらしいので、だいたいの場所を聞いて雑誌を持って
店を出た。床屋さんに定期的に雑誌を持っていくらしい。

この辺の地理わかんねーんだけどな・・・
とウロウロしながら探してると、迷った。

なんだよーすぐ近くって言ってたのに、床屋なんてないぞ?
しかも、バイトは夜だから外に出ると暗くて道もよくわからん。

近くに食堂があったので聞いてみることにした。
そこのおばちゃんが親切に教えてくれた。

が、聞いたとおりに道を進んだのに、みつからない。
こんなとこに床屋なんてあるのか?と不安になった。
もう一回誰かに道を聞こう。

と、ある民家の前に人がいたのでその人に聞いてみることにした。

「すいませーん」

って言って、おや?と思った。

振り向いたその人は、お店の従業員Tさんじゃないか。
今日は出勤の日ではない。
ここがTさんの家だったのか。近いな。

事情を話すと、
「あっ、ごめーん。私が配達し忘れた本だ、コレ。」
と言って、本を床屋に持っていってくれた。
床屋さん、実はあと30メートル歩けばあったのか。

変な偶然だったなぁ。

書店に戻ってきた。ただいま帰りました。

「お金は?」

「あ。」

  


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